遅くなりましたが、勉強会のログをあげます。途中聞き入ってしまったのでメモれませんでしたが…。
長いので続きは個別ページにしました。
TracLightning 社内標準への道 (id:kaorun55)
□至るまでの経緯
TracLightning まで 3回ほどデスマーチ
Trac Lightning 導入後は比較的安定
SharePoint Service + VSS とかを使ってみた
→ToDo、問題点の可視化する利点
開発やっててゴールが見えることが快感だった
SharePoint と VSS の問題点
VSS のクライアントが使いづらい
→組み込み関係をやっている都合上、VisualStudioは使わない
SPS と VSS の連携ができない
All-in-One Trac の導入した
4人ぐらいのプロジェクトで導入
まずは1人で使ってみた
手ごたえを感じてメンバー紹介
メンバー絶賛!
Trac Lightning のメリット
ToDo, チケット便利
社内標準へ
まずは Subversion で
→新人絶賛
マネージャに紹介
→実業務で使用
勉強会開催
→社長の一声で標準化
□課題
サーバPCの信頼性の向上
□今後の計画
設計・テスト工程の強化
設計
UML ツール・Enterprise Architect の連携
(Subversionによる管理)
テスト
TestLink との連携
□まとめ
まずは一人でつかってみる
チームメンバーを巻き込むこと
一番のキモは
Excel との互換性があることかも?w
社長に好評だった点
コミニュケーションがとれること。Wiki とチケット
後はバージョン管理。いままで、zip 管理だった
顧客からの要望もあったところも
質疑応答(Q.質問、A.回答、C.コメント)
Q.運用のルールは?
A.ソースいじる前にチケットに書く。チケットとの連携
C.EA を subversion と連携させるのは結構難しい…
Q.新人のレベルは?
A.プログラムをあまりやったことのないど素人が中心
Q.アカウントの管理とプロジェクトの管理は?
A.TracLightning 標準のまま
Trac 入門本(白本)執筆裏話(いまだ(id:imada)、すがの(id:yous)、近藤(id:kondoumh))
□対象読者
□執筆のきっかけ
1月に執筆したエンジニアマインドVol.8で小さいコラムで Trac をマンセーした
2月に執筆依頼
執筆のメンバー
執筆プロセスとタイムライン
3月:担当分+共同部分30%程度執筆
□コンセプトの検討
プロジェクトのよくある状況
- 紙とかExcel でバグ管理
- 構成管理ぼろぼろ
技術以前にリテラシーの問題では?
→リテラシー本として提供しよう!
ファイル名に日付入れて管理
Excel で問題管理してメール周知とか
プロジェクトのメンバーがそれぞれの立場で思い当たることを描写して、解決することを目的としてきた
専門用語を使わず、日常的な言葉への置き換え
Trac の開発者の意図を伝える
- 開発プロジェクトのマネージメントにおける最小限のアプローチ
- 開発プロセスにできるだけ影響与えない
□困った点
□執筆でお世話になったツール
- iEdit(アイディアプロセッサ)*1
- Assembla(http://www.assembla.com/)
- Lingr(http://www.lingr.com/) でオンラインミーティング
- オフラインは、ブレストを含め3回ぐらい
- 内容をアーカイブされるので、
- 最初のページの格言の検討とかで利用
- どんな処方にも2つの部分がある。そのひとつは薬、もうひとつは正しく保障されることだ
- ScrapBook
- PDF X Change Viewer(http://www.forest.impress.co.jp/lib/offc/document/pdf/pdfxchange.html)
- Acrobat 要らずで
- 校正時のコメントを貼り付け
□豆蔵でのTrac利用状況
- 別に社内標準じゃないけど Trac/SVN のリポジトリーもつってもらえます。
- TracLightning 様様w
- 社内改善活動「決めナイト」でも使ってます・
チケットを発行してもらう前にテンプレートを挿入することに
自作プラグインの紹介(hirobe)
□WLWriter Plugin で Wiki を編集する
Windows Live Writer で wiki を編集
WLWriter はスクリーンキャプチャが貼り付けられる
チケットも編集可能
Blogも編集可能(?)
XML-RPC プラグインで投稿できる
問題点は AccountManagePlugin が必須
理由は認証に苦労している
□QueryChart マクロ
- チケットの件数を使って積み上げ/バーンダウンチャートを作成
- カスタムクエリーの条件を指定して、per で指定すると日時で横軸が作成される
- マクロなので Wiki やロードマップ、チケット一覧に貼り付けられる
- クエリーを書くのが面倒なのが難点
- ステータス変更日が扱えない
- チケットの変更履歴を見ないといけない
- JavaScript のエラーでなにも表示されない
- flot のライブラリを使っているので、クリックしてもなにも起きない
- つい最近バージョンアップしてツールチップの表示に対応したので対応したい
- カスタムクエリーに対応してグラフ表示などをしたい
他に、、、
プラグインを作ってみよう
- 決まったルールでソースを書く
- EGGにしてフォルダにおく
あとは Trac が勝手に読み込んでくれる
Componetを継承したクラスを作る
インターフェースを implements する
それに対応したメソッドを実装する
終わり
…一番早いのはプラグインを作る前に Trac のソースを書き換えちゃうことかw
質疑応答(Q.質問、A.回答、C.コメント)
Q.XDocView Plugin を対応してほしいなぁ〜
A.存在を忘れていたので、Plugin が動いてない。あと、バージョンが上がると、動くか確認が必要
Q.HyperEstraierPlugin ってありますか?
A.あるんでぜひ使ってください!
Trac と TestLink のあわせ技(川西さん)
- 自己紹介
- TestLink
- 日本語化
- Test Task Force
- テスト技術交流会
□TestLinkとは?
最近素敵なテスト設計技法がいろいろあるらしい
TestLink は テストに特化した Trac 見たいなもの
PHP で開発したアプリケーション
テストケースの作成・バージョン管理
計画立案・結果管理・レポート出力
レポートは Word, Excel で出力できる
□TestLink デモ
ユーザ作成時に権限の設定ができる
テストケースをあらかじめ作っておき、テスト計画を作成する時にチョイスするだけ。
あとはテストを実行する人をアサインする。
<これでどのテストを誰が行うかが決まった>
次にどのビルドでやるか?を決める→リビジョン番号などを割り当てる
<誰がどのテストをどのバージョンで行うかが決まる>
テスト実行
結果を書く。成功、失敗、ブロック
ブロックは、上位に実行したテストができなかった場合に利用する
□今後の展望
Trac の要件管理プラグインを作成したい
要件とチケットの関連付け
TestLink の要件管理機能と連携したい
質疑応答(Q.質問、A.回答、C.コメント)
C.Testが失敗したときに自動的にTrac に登録できるようになれるといいですね
Q.Test Link のチュートリアルは?
A.チュートリアルはないんだけども、ユーザーズガイドマニュアルはある。
Q.実際に使っている感想は?
A.自分が使っている感想で、遠隔地にある場合は非常に助かる
Excel で管理しきれなくなって救われてる
型にはまったテストが欧米的で、日本ではテスト管理システム自体があまり普及してない印象
Q.知ってる範囲でどれくらいの数のテストケースを管理していますか?
A.万単位のテストケースの管理はあるが、JavaScript のバグやブラウザの都合で落ちる可能性がある
Trac でバグ収束曲線 (id:yuroyuro)
□きっかけ
DB から集計するシェルをかいて結果を CSV で出力
cron で結果を集計
□問題点
サーバが落ちた
CSV から Excel に落とすのがめんどい
TicketMetrixPlugin
Trac0.11 だった
Query chart マクロ
Trac0.11 だった
→0.10 を使ってたので作った
□TicketGraphPlugin
Ticket の数を増減や通算グラフを表示する
できること
Ticket 推移グラフ
□構造
グラフを書くのは FusionCharts Flash ベース
集計は XML で行う
日別の Ticket 数のカウントが難しい
Ticket 1 レコード単位なので、ある日までさかのぼる必要がある
Ticket 数×集計日数をまわす必要がある
□グラフがあるとどうなるか?
モチベーション向上
→チケットが減っていく快感
スーツも納得
0.11への対応はワークフローのカスタマイズがあるので厳しい
Plugin 作るのはそんなに難しくない
GoogleAppEngine など Python はあつい
ライトニングートーク
Silverlight2 でリッチな TracUI(id:ZOETROPE)
Trac UI をもっとリッチにしたい
一括でチケット入力や編集をしたい
Silverlight 2 の特徴
クロスプラットフォーム
.NET Framework 上で開発 (C#,VB, IronPython,IronRuby, JavaScript)
Silverlightのアプリと XML-RPC で操作する
Silverlight マクロ id:coma2n さんが公開
SilverTicket
Silverlight でチケット操作できるアプリケーション
現在プロトタイプ版ができている
Trac を使用したプロジェクト事例(id:u-z)
以前はBugzilla を使ってたが、CMMI12 を取得するため、
ソース管理の連携とトレーサビリティ
プロジェクトの問題点
人の問題→開発者は隠したがる
状況報告で努力を表現できない、状況報告できない/伝わらない
変化がわからない、日々の変化がわからない
コミットした行数グラフ化
post-commit.rb で行数を出してみたが、グラフ化
バーンダウンチャート
残作業の時間変化ををグラフ化することで完了日を予測できるけど、残業しないプロジェクトでは理解できる。
残作業時間概念を追加した
日々の入力に時間、残時間を書かせる
→忘れたときにどうするか?
スクラムバーンダウンチャートはいまいち
チケットを MS-Project へ移すには?
チケットのイレギュラーケースでの修正ができないか?
時間が余ったので反省会
良かった点
- 実例が聞けたのが良かった
- プラグイン作るの簡単
- 土曜日でよかった!
勉強会後にやってほしいこと
- スライドあげてください
改善点
- 実例が多く聞ければいいかな
- テーマが絞られるといいかな
- 短い期間でやれればなぁーと
- 懇親会(飲み会)の周知がまずい*2
- 誰かいい方法ないですかね??
- 告知が気づくのが遅れた
- ストリーミング放送ができるといいね
- 会場の部分もある
*1:発表した本人はウケが悪かったといってましたが、個人的には使ってみたいと思いました!
*2:ごめんなさい・・・(^^;;;