Shibuya.Tracミーティング1.0

土曜日にShibuya.Trac ミーティング1.0〜スープは冷めてから飲め〜に行ってきました。
自分でも、すごくあっという間の時間でした。とりあえず当日書いたメモをアップします。
あとで少々修正などは加えるかもしれませんが(苦笑)

□まずはお品書き

岡本さんから開催の挨拶。
スープは冷めてから飲めの経緯は、id:amachang が鉄は熱いうちに打てということに対抗してw(id:amachang:20071211:1197350279)

□個人タスク管理を考える〜〜(nekotank)

いきなりトップバッター。
個人でやっていたタスク管理についてしゃべってみました。
緊張して汗だらだら流し流しかも途中で息苦しくなる始末。まだまだしゃべりとしては駄目です。

質問とか。
Q.あしかでやったことは Trac でどういかされてますか?
A.個人的にはTracで補完できると思ったので、これといって何かしたということはないです。
Q.タスクの粒度に対する工夫はTipsなどあれば教えてください。
A.現状としてはないです。手探りでやってるのでむしろ教えてくださいw
Q.ペンディングとあとでやるの違いは?
A.個人としては、作業の手をつけたものでとまっているものはペンディングをしています。

□もうひとつの TDD(かぬさん)

TDD = Tanin-no-fundoshi De Development
他人が開発したものをちょっとだけ開発。
他人のものを開発したものに手を加えて公開しようということ。

このTDDの略には噴いたw

Excel 使いへの Trac への導入事例(okadaさん)

プロジェクトを Excel 管理から
Trac の DB を PostgreSQL にする。
各プロジェクトスキーマを作って管理用リポジトリにまとめて、ODBCExcel で出力できるようにした。
→無駄な Excel ファイルが抑制された

チケットの工数集計をとれるようにした。

trac を使う人へのメリットをアピールする必要がある。
作業実績と付加状況が把握しやすくなる。

入力のハードル
Excel のように一覧形式で入力もできないといけない〜?
工数入力はあとから入力できないか?

バッチモディファイビューが使えるかも?(→これのこと?BatchModifyPlugin)

□公開型 CMS としての Trac (hirobeさん)

Trac を公開型で使えないかという目的でそのポイント

TickTackBlogPlugin

チケットを Blog として使う方法
日数がたつと保持されない
TBlog Plugin を開発中
Ticket ベースで(コメントの管理もしやすいので)
日数がたっても保持されるようにしたい。
「続きを読む」機能が欲しい
Tracbackとデザインがもうちょっと

WLPlugin

GENSHIベース
XHTMLWiki

Trac にも Blog のようなデザインをほしい(開発中)

GENSHI ベース(Trac0.11b)で、
VICUNA CMS という Template forum を使ってデザインを生成。
Layout.html でレイアウトを整えている(実際にはフィルタ)。
Layout.html をいじれば、Tracのレイアウトもカスタマイズ可能。

TracSpamFilterPlugin

edgewall の Plugin が使える
SPAM対策のポイント
RegexFilter 機能が使える。機能の使い方には、"BadContent" Wiki ページが必要
Akismet プラグインは無効にする(チケットに登録できなくなる)

TicketDeleteプラグインでこまめに消す。
SPAM のリンクはクリックしない。クリックするとリンクがあると思われて余計にしつこくなる。

TinyMCE Plugin

今は開発やめている。理由はTagPluginと競合しているため。

XDocView Plugin

Excel や Word を Trac 上で表示

□TracWysiwygPlugin(大前さん id:66j5)

WYSIWYG としての一通りの機能

・テーブル編集機能
・Word/Excel からのテーブル貼り付け
自動リンク機能 TracLinks 文字列 ON/OFF 機能装備
・text モードと wysiwyg の切り替えられる
→切り替え時にサーバを問い合わせをしないようにした。
・Firefox2,IE6/7,Opera9,Safari3 に対応

できないこと

・TracWiki で表現できないような HTML
- テーブルの中にテーブルやリスト
- 引用の中にテーブルやリスト
・マクロの展開
Processor つき code block の展開
・文字色、背景色、文字サイズの指定ができない

実装

ほとんどの実装がjavascript
javascript:Python = 98:2
pythonjavascript のロードのお膳立てするだけ

WYSIWYG エディタのロード部分のみ

JavaScript だけで動作するので、インストールなしでbookmarklet で動作するようにした

□Ticket2RTM(mootohさん)

Trac のチケットから Remeber the Milk のタスクを自動生成する Tracプラグイン

RTM はモバイル版があるので、つかえるかなぁ〜と。*1
昨日公開しました。
Tag 機能には対応して欲しいですね。ということで要望をその場で出しました。
あとは、Trac のロードマップに RTM の分類

□VSSLog2Trac(ながしまさん)

Visual SourceSafe にコミットすると対応するチケット番号で Trac のバグ管理できるようにした。

Visual Studio から Trac でバグ管理したいなぁと思った。
Subversion に切り替えてみたけどあんまりうまくをいかないので、結局 VSS に戻す。

VSS と Trac を連携するようにした。
XML-RPC を使うとハンドリングしている

現状問題として各クライアントマシンにプラグインをインストールしなくてはいけない
VSS はクライアントソフト。

VSS と Trac の橋渡しになる。

□ちょっとたけ便利そうに見えるプラグイン(tidius さん)

UserComplete プラグイン
Decorator プラグイン
(カスタマイズに対応しました)
→Update せなー!!!

Trac 0.11でチケットクエリーを定義するとユーザ個人の表示される。

□「人月の神話」斜め読み(いがぴょん)

「人月の神話」という本を斜め読みした。
結論
人が増えると意思疎通がうまくいかなくなる。
コミニュケーションコストが上がる
コミニュケーションコストを下げる必要がある→そこで、Trac

自動プログラミング
Subversion のリポジトリ管理用定義書

□Title未定(橋本さん)

Trac の日本語化作業のコミュニティを作った経緯。
コミュニティでは難しいことがある
- つまらない作業
- やる気
結局参加しないと意味がない。

それをどうにかして会社でやれないか
会社の弱いところを考える
→困っていることを改善できれば喜ばれる
弱いままでも困らない状況を想像する
→問題をどう発見するか

弱いものに対して、どう対応するか

誰にどのような順番で根回しをするか
ターゲット層のムード作り
自然にできるような雰囲気つくり

上の人はコードを見る人いじる人を守る
モチベーションを保つ

Trac のブランチ版を作ってみる

Trac のコードはあまりよくない。
フレームワークが複雑
TracSQL 書きは複雑

Shibuya.trac について考える

ノウハウなのか、プラグイン開発なのか?
なにがメインしてるの?
→結局そこか。

コードは Code Repos でいいんじゃない?
でもTracの使い方とかは違うよね。
Wikiうちらで使いまくりものっとりみたいでちょっとイヤですよね。
ひとまずコード類(Plugin)などは CodeRepos でそれ以外のものはひとまず現状のままでノウハウたまってきたら考えるってことでw
→うーん。玉虫色っぽい解決だけど現状答えが見出せてないです。
→ここまで考えてるってのがスーツなんだろうな(笑)

個人的感想

ひとまずお疲れ様でした。
自分でこういう場で発表というのは初に近かったので緊張しまくり。
でもやってよかったと思うしいろいろ意見が出たので今後もがんばりたいですね。
あとは思いついたらコードを書くってやっぱ重要だよなぁ〜ってつくづく思いました。
そのための環境も整備しないとなと。
あと余談ですが、イーモバイルやっぱ速いと思いました(笑)
となりで、ya-nakayamaさんが使われてていいなぁ〜と思っちゃいましたよ。
今後検討ということでw

*1:Google Calendarにも使えるし